花 風 林

好きな音楽・花・街歩きや自然、などなど・・・書き留めておきたいとこ、あれこれ。

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ザ・タイガースのシングルを聴く

先日、ジュリー With ワイルドワンズをTVで観た影響から、昨日タイガースのCDを聴きました。
タイガースのことは「私の音楽遍歴」で今後も更に書こうと思っているのですが、それとは別口に「私の音楽遍歴 ザ・タイガース」として今日は書いてみます。

今回聴いたタイガースのCDとは、何年か前に出たタイガースの全曲及び明治チョコレートで出たレコードやソノシートの曲まで全て網羅されたCD-BOXから、私が特に好きなシングル曲を何曲か聴きました。

まず、デビュー曲の「僕のマリー」(1967年)
デビュー曲だけに思い入れは格別です。
しかも「マリー」というのが私の本名に似ているので尚更。
この曲は、いかにもポリドールらしいムードコーラス風な曲に仕上がっていると思います。
この曲のお陰で、GSブームは恐らくブルコメやスパイダースが目指していた本来の意図とは違った「王子様スタイル」の方向に向かってしまったのではないかと思いながら聴きました。

次はタイガースの良いとこ取り、最高傑作ではないかと思う「君だけに愛を」(1967年)
ストリングスなしでバンド演奏のみのビート感溢れる曲。
バンド演奏とは言え、こんなにきっちり正確な演奏はタイガースのメンバーが出来るはずがなく、スタジオミュージシャンの演奏ですが、良い演奏ですね。
一体誰が演奏しているのでしょう?

この曲を初めて聴いたのは日テレか何かのTV公開番組でした。
客席の反応が凄かったです。
リリース前で、しかも私はラジオではまだ聴いておらず、初めてTVで観て聴いたときのことはよく覚えています。
物凄く衝撃的でした。
イントロのドラムとギター!!
曲の歌いだし「Oh! Please! Oh! Please! 僕のハートを君にあげたい~♪」とジュリーの切ない感じ!!
ジュリーの有名な「君だけに~♪」の指差し!!
そして、加橋かつみのバックコーラスのハイトーン!!

この曲で、私はバックコーラスの加橋かつみの素晴しいハイトーンの存在に初めて気付き、ジュリーではなく、加橋かつみに夢中になっていくのです。

この曲はコーラスで、加橋かつみの存在感を大いに示した曲と言えるでしょう。
ステージではつたないながら、かつみはギターを頑張って弾いています。
そして、サリーの低音(本当はそんなに低くなく、実はジュリーとよく似た声なのですが)とかつみのハイトーン、この二人のコーラスワークがジュリーのリードヴォーカルを引き立てて、タイガースはジュリー一人の魅力だけでなく、ハーモニーも素晴しいGSとなっていったんだと思います。
かつみのコーラスの素晴しさは「僕のマリー」でも聴くことが出来ます。

※「かつみ」
タイガースのメンバーは加橋かつみのことを「トッポ」とは呼ばず「かつみ」と呼んでいたため、加橋かつみファンも「かつみ」と呼んでいた。勿論、私も。

お次に聴いたのは「落葉の物語」(1967年)
これもかつみとジュリーのヴォーカルの掛け合いが大いに目立つ曲で、「君だけに愛を」の裏面です。
この曲は「星のプリンス」や「銀河のロマンス」にも通じる甘いメロディーの曲で、メルヘンチックでありながら、品格ある曲に仕上がっていると思います。
この曲も本当に大好きですし、タイガース映画「華やかなる招待」の中で、メンバーが坂道を歩くワンシーンがいつも浮かびます。

そして、加瀬さん作曲の「シー・シー・シー」(1968年)
夏のリズムものとして「シーサイド・バウンド」もありますが、私は「シー・シー・シー」の方が好き。
これも、かつみの声がよく分かります。

そして、タイガースもここまでやる!!という、当時の洋楽ロックの風潮を早速取り入れたアートロックな曲「美しき愛の掟」(1969年)
加橋かつみ脱退直前、最後のレコーディング・シングルとなりました。

アルバム「ヒューマン・ルネッサンス」(1968年)にもアートロックな曲「割れた地球」が入っていますが、それ以上にアートロックしています。
この頃、私はクリームやバニラ・ファッジなど、洋楽のアートロックにゾッコンだったのです。
アートロックとは、ハードロックに移行する直前のヘビィなロックの形態の一つと言えるかと思います。

残念ながら「美しき愛の掟」では、私が好きなかつみのヴォーカルは全く聴こえませんが、王子様のGSがここまでやった!!という曲だと思います。
「君だけに愛を」はタイガースの最高傑作だと思いますが、別な意味で、この曲も最高傑作だと思いますし、涙が出るほど好きな曲です。

大好きな曲ですが、かつみ脱退騒動で、この曲のかつみが入っているTVオンエアは「シャボン玉ホリデー」とタイガースのスペシャル番組の2回位しか私は観ていませんし、多分、その程度しかTVでやっていないはずです。

この曲の演奏も大変素晴しいのですが、レコーディングでは当然タイガースが演奏している訳ではなく、どんなスタジオミュージシャンが演奏しているのでしょう??
ギターなど、あの当時でこれだけ弾くのですから、一体誰と誰が弾いているのか知りたいです。
本当に良い曲なのに、脱退騒動の時に出たせいか売れなかったレコードでした。

そして「風は知らない」(1969年)
「美しき愛の掟」の裏面の曲で、こちらは打って変わってフォーク風な曲でアコースティック・ギターがメインです。
しんみりした良い曲ですが、タイガースの終わりを告げるかのような寂しさを感じます。
これも、かつみのコーラスがよく分かります。
これで、かつみもタイガースとバイバイなんだな~って感じ。
私はこれ以降、かつみがいなくなったタイガースにはあまり興味がなくなってしまいました。
GSブームもこの頃、急降下してきました。

それから「嘆き」(1969年)も聴きました。
加橋かつみが居なくなって初のシングルですが、タイガースでなく、まるでジュリーのソロ。
何でこんなバンドじゃない曲を出すの?と当時思いました。
タイガースのメンバーのコーラスはなく、演奏もバンド形態ではなく、ストリングスのみ。
良い曲ですが、歌い難い難しい曲だと思います。
なので、ジュリーは歌いきれていない。
でも、リリース後、すぐにレコードを買ったのでした。

当時、この曲を布施明が歌ったら、きっと立派に歌うだろうな~と思いましたし、今でもそう思います。
でも、布施明が歌ってしまったら、立派で素晴らし過ぎてダメなんですよ。
この「嘆き」は、当時のジュリーのつたなさが良いのです。
曲は上手ければいいってものじゃないんですよね。
上手くなくても、「曲の良さ」は出るのです。

そんなことを色々思いながら、昨日はタイガースのこれらの曲を聴いたのでした。

 

  THE TIGERS PERFECT CD BOX 
THE TIGERS PERFECT CD BOX MILLENIUM EDITION (2000年)

 

私の音楽遍歴4 加山雄三(中学1年頃)
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-39.html

私の音楽遍歴5 布施明(中学1年頃)
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-40.html

私の音楽遍歴6 徐々にグループサウンズへ傾く(中学1年頃)
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-43.html

私の音楽遍歴7 グループサウンズブーム到来(中学2年頃)
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-55.html
 
私の音楽遍歴8 1966年~1967年頃好きだった曲(中学1~2年頃)
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-58.html

私の音楽遍歴9 あまりに早く亡くなったGSの人達
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-59.html

私の音楽遍歴10 懐かしい音楽やGSのことを思い出しながらも・・・
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-60.html

私の音楽遍歴11 1967年頃からGSの影響で洋楽を聴くようになる
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-70.html

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Comment

演奏しているのはタイガース 

ですよ!スタジオミュージシャンとか噂は確かにありましたが 間違いなくメンバーです。これは (ザ・タイガースの真相)というブログにも私は書き込しましたが タイガースが演奏しています。お時間がありましたなら そのブログをご覧になってみて下さいね。
  • posted by みこ 
  • URL 
  • 2011.03/07 10:15分 
  • [Edit]

NoTitle 

>みこさん
「タイガースの真相」ブログは当初から観ていました。
そうそう、演奏しているのはタイガースというコメントがあったことを思い出しましたが、
あれはみこさんのコメントでしたか!!
今そのコメントを見ようと探しましたが、記事が多くて見つかりませんでした。
ブログ内検索も出来ないブログでしたし。
タイガース本人達が演奏している曲はどれなのでしょう?
そうだとしたら凄いと思いますが・・・。
そして、タイガースが演奏しているという何か根拠があるのですか?

当時、特に中学生の頃はてっきりタイガースが演奏していると思い込んでいましたが、
後にあんなにきっちりした演奏が出来る訳がないと思いました。
キレとリズムがプロ、つまりスタジオミュージシャンの仕事だと思うのですが・・・?
また、各方面からも演奏しているのは誰と特定した人物名まで出てきましたよね?

それと、話は変わりますが、あのブログを書いている方はどういった人物なのか?
それが最も気になる点です。
あれだけのことを確信を持って書いているのに、
プロフィールが全く明かされていないことに疑問を感じます。
想像はつくのですが・・・。
  • posted by えすえ 
  • URL 
  • 2011.03/07 12:48分 
  • [Edit]

小暮さんです 

ブログを書いているのは小暮さんです。詳しいプロフィールは不明です。「美しき愛の掟リリース」というところをご覧下さい。私の他にも書き込みしている方がいて、間違いなくメンバー自身による演奏)だとおっしゃっています。タイガース関連のブログにはほとんどコメントを書き込みしている私です。間違った情報が多いので必ず突っ込みしています。笑
  • posted by みこ 
  • URL 
  • 2011.03/07 14:08分 
  • [Edit]

NoTitle 

>みこさん
小暮さんという名前しか明かしていませんよね?
出版本「ボクはロックンローラー」もプロフィールなしですし。
プロフィールが分かるような記事の下りも全くないので、怪しい人ですね(笑)

「美しき愛の掟」の記事とコメントを読みました。
ぶっちゃけ、私は特にこの曲に関してはタイガースではないと思うのです。
レコーディング時期の状況と演奏状態がタイガースと確信出来る部分がないですね。
あの時期にあれだけの演奏、要するに先程書いたような、
「カチッとした演奏とリズム」は普通のバンドは出来ていないと思うのです。
演奏することは当然出来ても、あれだけのカチッとしたものは疑問です。
特にギターに関してはタイガースではないと私は思うのですが・・・。
かつみもタローもあのように弾けても、刻むリズムの正確さがあそこまではないと。
田園コロシアムのタローの演奏からみても、タローちゃんの演奏はユルイので。
だから、私はギターに関しては違うと思うんです。

でも、仮にタイガースでなくても別にいいではないですか♪
タイガースにバンドマンのような演奏の巧さを求めていたのではないですし、
演奏も含めた彼らのパフォーマンスが良かったのですから。
私はそう思っていますよ~♪

そして、「美しき愛の掟」リリースの1969年当時はタイガースが演奏していると思って、
一音たりとも逃すまいと聴きこんでいたあの時期があったことが大事だったんだと。
後追い世代には分からない、
当時を知っている同時体験した世代だけが持つ大事な気持ちだということ、
それが宝なんだと思うのです。

演奏がタイガースかどうか?の論争をしてもしょうがないな~と。
それに関する資料でも集めて本を出せば、そこそこ売れるかもしれませんね(笑)
おっしゃるように、もし、タイガースだったら嬉しいですよ☆
  • posted by えすえ 
  • URL 
  • 2011.03/07 15:06分 
  • [Edit]

全く同感です 

今となってはどちらでも良い事ですよね!あの時代リアルタイムでタイガースを見れた聴けた事が人生の宝物になっているのですから…再結成は彼等の選択に任せて私達ファンは ただそれを見守って行きましょう。GS世代に生まれて良かったね。(^O^)
  • posted by みこ 
  • URL 
  • 2011.03/08 17:43分 
  • [Edit]

NoTitle 

>みこさん
そうですね~♪
そして、今のように録画出来なかったあの時代、心に焼き付けたあの頃の映像。
私は特にタイガースの生のステージは観ていませんから、
逆になお一層TVの映像が心に焼き付いています。
加橋かつみさんだけは生で何度も観ていて、話も何度かして、
道でサインも貰っていますが・・・。
  • posted by えすえ 
  • URL 
  • 2011.03/08 18:36分 
  • [Edit]

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音楽や花、自然、街歩き、ママチャリでのサイクリングなどが大好きですが、突然の病気のため入院や自宅で病気療養。病気は一生お付き合いしなければならないものとなりましたが、現在は普通に生活しています。

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