花 風 林

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血漿交換のため首にカテーテルを設置した時

前の記事の続きです。


前回の入院でステロイドパルス療法が効かなかったため、大至急、血漿(けっしょう)交換療法を行うことになりました。
これで私の左目がもっと見えるようになると良いのですが・・・。
多発性硬化症の仲間である視神経脊髄炎を疑っての実施です。


10分後にドクターは研修医と再びベッドに来ました。
今度は右首にカテーテルを設置します。


私は先程の髄液摂取で、痛くてベッド上でエビになったままです。
そのままの体勢でやります。


ドクターが私の右首に触れて「ここに動脈があるだろう?!触ってご覧!」と研修医に指示。
それで研修医に何か説明などしています。
「まず先に麻酔を打つ。効くまで時間がかかるから早くやった方がいい」などと説明しています。


30年程前に母が癌の末期で食べられなくなった時、ベッド上で同じような処置をしました。
この時、母はすでに意識はなく、右鎖骨辺りにカテーテルを通し、栄養を送り込む中心動脈栄養法を取りました。


私の場合は、研修医の事前の説明によるとカテーテルを通すのは「動脈」ではなく「静脈」だと言っていました。


さて、いよいよ右首に麻酔
痛いけれど、まぁ我慢できます。
そして、そのまま麻酔が効くまで放置され、暫くするとビリビリ麻酔が効いてきたのが分かりました。
今年になって麻酔をしたのは皮膚科のオペもあったし、歯科の治療も含めて一体何回やったことでしょう?


ドキドキしながら、どうなるのかと不安。
オペの時のように、首の患部だけ穴が空いている布を顔に掛けられ何も分からなくなりました。


ドクターの始めますの合図があって、右首がどうなったか良く分かりません。
首の中にドリルみたいなものでグリグリグリ~と押し込められるのが感じられました。
グイグイ首の中に入って何かやっています。
何だか良く分かりません。
先程の髄液採取と違って、痛いというより苦しい感じ。
首から背中にかけて、消毒用のイソジンか何かがダラダラ流れているのが分かります。


「痛くありませんか?苦しくないですか?」絶えずドクターが尋ねてきます。
言葉にするのが苦しくて「はい」とやっと答えます。
「胸が痛くありませんか?」
大丈夫です。声を出すのが苦しいんです」と小さな声でやっと答える私。


「今度は少し痛いよ」とドクター。
なぜか、そう言われても痛くはない。
「痛くない??そう、それは凄いね!」とドクター。


そんなやり取りが何回かあって「もう少しで終わりだ!あと5分ぐらい」とドクター。
「胸は痛くないね?」と度々確認される。
少し胸が苦しくなる。
「ああ、やっともうすぐ終わる・・・」と先が見えてきて良かったと思う。
何をされているのか?プチプチ切ったような音もする。


やっと終わる。
いつもはクールなドクターが「よく頑張った!!よく頑張った!!」と何度も!!
その言葉が一番嬉しかった!!
髄液の時のような痛さはあまりなく、苦しいだけでした。
ただ、髄液採取ですっかり腰と背中が痛くなっていたので、とてもしんどかった・・・


ドクターがその後のことを簡単に話して出て行く。
付き添ったナースが「△△先生だから、テキパキやって下さって良かったね!」と。


私はエビになったまま。
付き添ったナースにナースコールを手に持たされ、そのまま観念して動かない。
というか、今度は首も痛いし自力では動けません
ナースに傍に時計を置いてもらうと、時間は3時半過ぎ。
髄液採取の2時過ぎから、途中休憩も含み約1時間半経過していました。


その後、腕からの採血寝たまま胸のレントゲン撮影
研修医がレントゲンの結果、ちゃんとカテーテルが正しく通っていたと報告に来る。


ドクターが様子を見に来るなどもありましたが、私は動けないまま。
「先生、この腰の痛いのはいつまで続くんですか?」
「明日の朝には治るよ!」と。


喉が渇いてたまらないのでナースコールすると、吸い飲みかストローがないと飲めないので我慢することとなる。
ドリンク類は傍にあるのに・・・。


そのまま2時間安静にするようナースに言われる。
腰に背中、首とあちこち痛くてどうしようもない。


お隣のベッドの年配の方が「喉が渇いたそうなのでお茶をどうぞ」と、ご親切にペットボトルを持ってきてくださるが、体を動かせないので飲めません。
お隣の方、私の首を見てビックリ。
「ああ、それじゃ、痛いですよね・・・辛いですよね・・・」と。


もうすぐ夕食なので今のうちに起きておこうと5時半頃ナースコールする。
「まだ2時間経ってないので起きちゃダメです」と。
その後、5時45分頃、ナースに背中を押してもらって夕食のため起き上がる。
1人では痛くて起き上がれませんでしたが、介助してもらって起きると、起きていた方が痛くない


夕食は首と背中と腰が痛いながら、椅子に座って普通に食べる。
食べ物が喉を通る時、喉が詰まったような感じで少し苦しい


その後は普通に起きて普通に動いていたら、先程のお隣のベッドの方が「大丈夫なの??もう動けるの??」とビックリされて少し立ち話をしました。
「声は元気そうだったけど、痛そうで・・・」と心配して下さる。
6人部屋の同室者の皆さんも、1時間半もベッドで何をやっていたのか気になっていたことでしょう。


この首は、ベッドで寝たり起きたりする時に、首に力がかかるようで、動くと凄く痛い状態が3~4日ぐらい続きました。
寝返りも右側には打てない状態が4~5日続きました。
右首が引き攣れるので、首を少し右に傾けて過ごしました。
髄液採取の腰と背中の痛みはドクターの話の通り、翌朝には回復していました。


右首から出ているカテーテルの途中が2本に分かれていて、それを包帯でグルグル巻きにして保護しています。
カテーテルが頭の方に向かって伸びていてブラブラ邪魔になるので、ナースが伸縮ネットを用意してくれてヘアバンドのようにして止め、ブラブラしないようにしました。

血漿交換療法のため矢ガモに 血漿交換療法の首のカテーテル(矢ガモ)


このカテーテルが出ている首の皮膚が化膿しないよう、また抜けないよう気をつけるように言われました。
そのため、洗髪は禁止で毎日カテーテルと患部の消毒を研修医がやってくれました。
カテーテルは首の静脈に針で繋がっているそうです。


そのため、やんちゃな若手医師から「矢ガモ」と名付けられました。
10日程経ち、やっと自分の首に馴染んだ頃外すことになりましたが、外すのは簡単で痛くありませんでした


ネットで血漿交換をされた方のブログで、首からやるのは嫌で無理を言って腕からやった方の話がありました。
腕からだと血管が細いため、首からの倍ぐらい(6時間ぐらい)血漿交換の時間がかかったそうです。


また、脚の付け根、鼠頚部からする方法もあって、男性の方がその方法をブログに書かれていました。
今回、鼠頚部の動脈から採血もしましたが、ここからは痛いし(首も痛いけど)、場所が場所だけに、まだ首で良かったと思いました。


首にカテーテルを付けて病院内を歩くのは、いかにも病人らしくて私はちょっと自慢でした(苦笑)


この治療法、血漿交換は今回効果が殆どなく残念でしたが、私の場合はまたこの方法をすることになるようです。
血漿交換は色々な病気に使われるようですが、主に自己免疫疾患の難病系に実施することが多いようです。
私の病気(視神経脊髄炎の疑い)も原因不明ですが、自己免疫疾患の可能性ある病気です。


血漿交換自体は透析室で寝ていればいいだけで、痛くも何ともありません。
ただし、私は一度血圧の低下で気が遠くなり途中で中止となりましたが・・・。
この首のカテーテルを作る時が再び来るのは、なるべく避けたいです。




先日の入院で脊髄から髄液を採取した時
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-437.html

左)球後視神経炎再々入院初日
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-418.html



[ 球後視神経炎 ] 記事一覧
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-category-38.html

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Comment

NoTitle 

ううう、読んでると痛々しい…。
  • posted by keropon 
  • URL 
  • 2011.05/10 00:26分 
  • [Edit]

NoTitle 

>keroponさん
すみません。
ちょっと生々し過ぎてしまいました。
私の記録ということで、お許しを・・・。
  • posted by えすえ 
  • URL 
  • 2011.05/10 14:11分 
  • [Edit]

承認待ちコメント 

このコメントは管理者の承認待ちです
  • posted by  
  •  
  • 2015.12/09 16:38分 
  • [Edit]

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音楽や花、自然、街歩き、ママチャリでのサイクリングなどが大好きですが、突然の病気のため入院や自宅で病気療養。病気は一生お付き合いしなければならないものとなりましたが、現在は普通に生活しています。

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