花 風 林

好きな音楽・花・街歩きや自然、などなど・・・書き留めておきたいとこ、あれこれ。

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GSがきっかけで聴いた洋楽

以前書いていた「私の音楽遍歴」が途中で止まっていますが、その続きです。
今回は主に1968年頃のことです。


<君だけに愛をの頃>
以前書いたことと多少重複しますが・・・1968年に入るとGSブームは益々ヒートアップしていました。
私が大好きなザ・タイガースは「君だけに愛を」の大ヒットとこの曲を歌う時のジュリー(沢田研二)の指差し「黄金の人差し指」(当時そう呼ばれた)でGSトップの座を決定づけました。
「君だけに愛を」は今でも大好きな曲です。

私は密かに皆が言うジュリーよりも、「君だけに~♪」で脅威のハイトーン・コーラスを聴かせるリードギターの加橋かつみに注目していました。
あの頃、あんなに高い綺麗な声でストレートに伸ばして歌う人はいませんでした。
確か、これは「加橋かつみ」の記事に書いたと思います。

そしてこの頃、私はラジオで音楽をよく聴いていました。
一般家庭にはカセットテープなんてまだなく、学校でも英語の授業ではオープンリールのテープだったし。
だから、録音することなんて出来ず、しっかりその場で聴くしか出来なかったのです。


<キープ・ミー・ハンギング・オン>
私が大好きな曲、バニラ・ファッジの「キープ・ミー・ハンギング・オン」も、この頃ラジオで偶然聴いて衝撃を受け好きになった曲でした。
イントロの「ドドン・ド・ドン、ドドン・ド・ドン・・・」そこから少しあとに、しゃがれたヴォーカルが「Set me free・・・」と入るあたりは特にお気に入りで、イントロクイズをやったら超イントロでも今でも負けないかもしれません(笑)

とにかく、中学生でお小遣いなんてないし、親がうるさいので私はレコードなんて殆ど買うことが出来ません。
ラジオでまた偶然にやるのを待って、かかったら窓際にラジオを持っていって、ラジオに耳を当てて雑音の中、曲を聴き取るのです。
至難の技だったと思ってます(笑)
ラジオは当然トランジスタ・ラジオです、忌野清志郎の曲じゃないけれど(笑)(彼と同世代だから気持ち分かる)

「キープ・ミー・ハンギング・オン」はタイガースが「君だけに愛を」をやっていた頃、どうやら流行っていたようです。
運良く何度も聴くことが出来たのは流行っていたためでしょう。

バニラ・ファッジは当時アートロックと呼ばれていました。
ブルースの流れからくるドッシリ重たくて厚みのあるサウンド、長い即興演奏・・・そんな傾向の曲を当時「アートロック」と呼び、その後のハードロックへ繋がる流れとなりました。
アートロックには他にも、クリームなどが居て、現在有名なエリック・クラプトンが居たバンドでした。

蛇足ですが、バニラ・ファッジのドラムス、カーマイン・アピスは後に小野正利のアルバム「With All My Heart」でも一部ドラムを叩いています。

そして、この「キープ・ミー・ハンギング・オン」を何度かラジオで聴くうちに、ザ・タイガースの新曲「花の首飾り」をTVより早くラジオで聴くこととなりました。
「花の首飾り」は私の大好きなハイトーンの加橋かつみがジュリーを差し押さえて(笑)、初めてリードヴォーカルを取ることになった曲ですが、最初から私はあまり好きになれない曲でした。
曲が淡々としている、曲に大きな変化がない・・・などが、好きな加橋かつみが歌っていても好きにはなれない理由でした。
皆は良い曲だといいますが、良い曲であっても今でも好きになれません(笑)
この私の曲傾向とハイトーン好きは今でもあまり変わっていないようです(笑)

「花の首飾り」とは正反対の曲「キープ・ミー・ハンギング・オン」。
その後、タイガースやゴールデン・カップスがこの曲をTVで、確か「シャボン玉ホリデー」の時などにやっていました。
「おお!やってくれたか!!凄いじゃん!!」なんて思いましたが(上から目線?(笑))、タイガースのジュリーは熱演していましたが似合わず、ゴールデン・カップスはさすがデイヴ平尾さん、上手くこなしていました。


<自作自演が出来る人達>
この頃、GSはメンバーが作った曲でシングルやアルバムを出せるグループは、ブルーコメッツとスパイダース、ワイルドワンズ、のちにテンプターズ・・・ぐらいしか居ませんでした。
全シングルを自作曲で通したのは、多分ブルーコメッツ(井上忠夫のちに井上大輔に改名)とワイルドワンズ(加瀬邦彦)ぐらいでしょう。
今のようにバンドメンバーが、自作自演することは音楽業界では非常に少なかったのです。
まだ日本は発展途上だったんですよね。
代わりにステージ上では洋楽アーティストのコピーを、タイガースのような有名バンドでも、どのバンドでもやっていました。

この頃でいうと自作自演のソロシンガーは、前にも書きましたが、加山雄三、荒木一郎、市川染五郎(先代の)ぐらいしか思いつきません。
これらの方々はそれなりのお家のお生まれで、様々な音楽をいつも聴くことの出来るような良好な環境を持っていた方々ばかりです。
そういう所からでないと、音楽を聴くだけでなく、作ることまでは出来難い当時の日本の環境事情があったと思います。
発展途上でしたから(笑) まだティシュペーパーがなく、「はな紙」「ちり紙」の時代でしたから。

そういう良質な環境に育った人の1人として、スパイダースのかまやつひろしさんがおられます。
スパイダースの曲を全曲ではないですが、沢山書いています。
この方は当時、ラジオの深夜放送などで海外の音楽を伝えてくれました。
「いつまでもどこまでも」「あの時君は若かった」「バン・バン・バン」など名曲を沢山書いておられますね。


<ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス>
人気者タイガースは当時幾つものラジオのレギュラー番組を抱えていて、番組内で洋楽の新曲をかけることがよくありました。
なかでも、1968年秋頃、2週に渡って当時リリース直前のビートルズの通称「ホワイト・アルバム」(真っ白いジャケットのLP2枚組)を紹介した時のことを忘れられません。

ホワイトアルバムから、特にタイガースのタローちゃんお薦めのジョージ・ハリスン作の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」を聴いたときには、音の悪いラジオから拾って聴く音でしたが・・・泣けました。
しかもまだアルバムリリース前でしたし、感激ひとしお♪
この曲は、先に書いたクリームに居たエリック・クラプトンが、この頃はもうクリームは解散していて、ジョージ・ハリスンとこの曲で共演し、泣きのギターを聴かせている有名な曲ですね。

その後、ジョージ・ハリスンはチャリティで有名な「バングラディシュのコンサート」でクラプトンとこの曲を同じステージで共演しています。
当時、このコンサートは映画化、公開され(レコード、ビデオ化もされる)たのですが、映画を観に行ってジョージとクラプトンがニッコリ笑顔で「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」を共演しているのを観ると、益々泣けました。
ジョージ・ハリスンの曲は結構好きな曲があるんですが、タイガースのタローちゃんお薦めのこの曲は特に大好きです。


手短に書くつもりが長々書いてしまいましたが、GS(グループサウンズ)がきっかけで聴いた曲の、数あるうちのエピソードを今回は二つ書いてみました。




[ 私の音楽遍歴 ] 記事一覧
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-category-9.html

私の音楽遍歴11 1967年頃からGSの影響で洋楽を聴くようになる
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-entry-70.html

[ 加橋かつみ ] 記事一覧
http://hanahuurin.blog62.fc2.com/blog-category-32.html

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Comment

NoTitle 

ホワイル・マイ・ギター~のクラプトンは好きです。
ソロアーティストとしてのクラプトンは正直あまり好きではないんですが、
クリームの2ndと並んで好きなプレイです。
ジョージはその後スライドで彼自身の個性を身につけましたね。
ギヴ・ミー・ラヴとか好きです。
ティム&カーマインはヴァニラより、BBA、カクタスですね。
3大ギタリストでは、ベックが一番好きです。
いつも凄腕ドラマーと組みますからね。
コージーとテリー・ボジオが特に好きです。
  • posted by ウリ 
  • URL 
  • 2010.12/04 22:44分 
  • [Edit]

NoTitle 

>ウリさん
いつもお詳しくて、私の方が教えて戴いてますね(笑)
当時リアルタイムの私はラジオで聴くシングルヒットしか知らず、
それでも更に興味を持ったアーティストは、
後に自由にお金を使えるようになってから(大人になってからとも言う)
やっと買った程度ですから(苦笑)

そんな状況でしたから、クリームもリアルタイムで知ったのは
シングルヒットの「ホワイトルーム」からで、後でレコード会社が勝手に作った
ベスト盤みたいなお手軽なもので聴いただけです。
シングルヒットの出た順番なら当時知っていましたが、
2ndってどんな曲が入ってたっけ? な、感じです(笑)
私が好きな「クロスロード」は日本のヒットチャートのいいとこ行ってましたね。

ジョージの「サムシング」は、これまた私にとって泣ける曲です。
これもシングルでかなり売れてましたね。
これもバングラディシュのコンサートでレオン・ラッセル達とやってましたね。

BBA、カクタス・・・はい、今となってはそちらの方が凄いと思います。
でも、あの頃はバニラ・ファッジが凄いと思ったんですよ(笑)

ウリさんは三大ギタリストではジェフ・ベックですか。
ジェフベックが自分で歌っていた「ハイ・ホー・シルバー・ランニング」だったかな?
あれには腰砕けそうになりました(笑)
私はやはりジミー・ペイジですね。
北京オリンピックの閉会式に出てきてギター弾いたのを観た時には、
生きててよかった(笑) 私がじゃなくて、ペイジが、と思いました(笑)

テリー・ポジオって人は初耳です。
多分、私が着いていけない時代の人なんじゃありませんか?(笑)
というか、もう着いていってはイケナイのかも・・・?(笑)
  • posted by えすえ 
  • URL 
  • 2010.12/04 23:33分 
  • [Edit]

NoTitle 

いえいえ、いつも当時の貴重な話が聞けて楽しませてもらってます(笑)
林田さんも今度聞いてみようと思います。

クリームの2ndは有名なサンシャイン・ラブが入っています。
あと英雄ユリシーズとかです。ホワイトルームとクロスロードも好きですよ。
これらは2枚組のやつですね。確か当時は別々に出ていたとのことですね。
自分はジャック派です(笑)

ペイジも好きですけど、ZEPだけって感じですね。幅広い音楽性とリフメイカー、
アレンジャーとしては素晴らしいと思いますがギタリストとしては、初期はともかく、
チョットという感じです。昔はカッコ良かったことは確かです(笑)

テリー・ポジオは新しい人ではありません。75年位にフランク・ザッパのバンドに入って、その後
ブレッカー・ブラザーズやUKで活躍後、80年代はミッシング・パーソンズという自己のPOPバンド
でそこそこのヒットを飛ばしたあと、89年頃ベックとやってました。ルックスも良いので、
女性ファンもいたと思います。現在は巨大なドラムセットで有名です。潤一さんもファンだと思います。
  • posted by ウリ 
  • URL 
  • 2010.12/05 00:59分 
  • [Edit]

NoTitle 

>ウリさん
クリームについてはそうでしたか!
「サンシャイン・ラヴ」はその後、私の友達が、
部室傍のトイレで練習しているのを散々聴かされた苦い思い出があります(笑)

一見カッコイイ、ペイジ様ですが、あの頃の派手な衣装には当時笑いました。
ズボンの長さが短いし、あちらの人はそんなの気にしないみたいですが。
でも、今年の夏にブログにも書いた「スィンギング・ロンドン展」で見た本物の衣装、
相当お金がかかってたことを知ってビックリ!!
当時そんな風に思ってなかったので・・・って、音楽的な話からまた逸れる(笑)

この「スィンギング・ロンドン展」では、ジェフ・ベックとジミー・ペイジの
珍しいヤードバーズでの共演の映像を観られました。

テリー・ポジオはそういう方なんですね。
ルックスも良かったんですか!!
これは私としたことが・・・見落としてましたね(笑)
今からでも後追いしなきゃ♪(笑)ってもう遅いか・・・ルックスについては(笑)
  • posted by えすえ 
  • URL 
  • 2010.12/05 09:39分 
  • [Edit]

NoTitle 

テリーポジオになっちゃってますね(笑)
ボジオです。
ついでに補足すると、ビリーシーン
との連名アルバムもありますし、
XのHIDEさんの1stにも参加してます。
  • posted by ウリ 
  • URL 
  • 2010.12/05 10:44分 
  • [Edit]

NoTitle 

>ウリさん
テリー・ボジオさんは、きっと人柄がよく、誰とでもコラボレート出来る
しかも器用な方なんでしょうね。
HIDEさんは、ちょっと好きじゃないですわ。
色々ありがとうございます♪

ブレッカー・ブラザーズは林田健司さんの「Marron」というアルバムに
全面的に関わっていますが、96年頃のアルバムなので、
テリー・ボジオさんのいない時期でした。
  • posted by えすえ 
  • URL 
  • 2010.12/05 12:10分 
  • [Edit]

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Author:えすえ
東京都在住
音楽や花、自然、街歩き、ママチャリでのサイクリングなどが大好きですが、突然の病気のため入院や自宅で病気療養。病気は一生お付き合いしなければならないものとなりましたが、現在は普通に生活しています。

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